滝めぐり
 (2021.07.03)

山崖の滝
さんがいのたき
群馬県桐生市黒保根町宿廻
段瀑40m
猿川
渡良瀬川
利根川
関東87A2
36.53756/139.20073地図
山崖の滝は、群馬県桐生市北西部に聳える赤城山(1868m)の外輪山・長七郎山(1579m)に源を発する猿川に懸かる落差40mの段瀑である。かつての赤城山登山鉄道(ケーブルカー)の利平茶屋駅(山麓駅)付近、現在の利平茶屋森林公園の駐車場から徒歩20分程度登山道を歩くとこの滝に辿り着く。滝下から見上げる滝は二段。滝壺はなく、手を伸ばせば下段の滝の落ちる水に触れることもできる。この滝は上段の滝より上にも滝が続くとも言われ総落差は90mとも130mとも言われる。また、厳冬期には氷瀑の美しい姿をみせるという。
藤滝2.93
藤滝
ふじたき
群馬県みどり市東町花輪
直瀑7m
渡良瀬川
利根川
関東87C2
36.52200/139.30561地図
藤滝は、群馬県みどり市を流れる渡良瀬川の枝沢に鎮座する藤瀧不動尊の境内奥に懸かる落差7mの直瀑である。その上空には国道122号の橋梁が架かっている場所で、国道から金網越しに見下ろしても僅かにその姿を確認することができる。この滝に近づくには、国道沿いの自販機コーナーの300m手前の分岐から側道に入り300m程度進むと藤瀧不動尊入口がある。石段を沢の上流側に進んでいくと数分で不動尊の社殿。その裏にこの滝が懸かり、水を勢いよく落としている。
不動滝
ふどうたき
群馬県みどり市東町小中谷
段瀑25m
小中川
渡良瀬川
利根川
関東87C1
36.56567/139.33264地図
不動滝は、群馬県みどり市北部に聳える袈裟丸山(1878m)に源を発する小中川の左岸枝沢に懸かる落差25mの段瀑である。わたらせ渓谷鐵道小中駅付近の国道122号から県道268号に入り小中大滝方面に3.8km程度北上した場所で、道路沿いに見ることができる。滝の脇には不動尊が祀られている。この付近の県道268号は決して広くないので駐車場所には注意したいところだ。
小中大滝
こなかおおたき
群馬県みどり市東町小中
分岐瀑96m
小中川
渡良瀬川
利根川
関東87C1
36.58560/139.32528地図
小中大滝は、群馬県みどり市北部の袈裟丸山(1878m)に源を発する小中川に懸かる落差96mの分岐瀑である。駐車場から川を渡り1分程度山を登ると岩をくり抜いたトンネルが現れる。その先には「けさがけ橋」という名の吊り橋が架かっている。名前の通り袈裟を掛けたような階段状の吊り橋である。その途中右手には徐々に大滝が見えてくる。吊り橋を越えたところには展望台があり、その全貌が姿を望むことが出来る。
般若の滝
とうのさわ
はんにゃのたき
群馬県みどり市東町沢入
直瀑7m
長手川
塔ノ沢川
草木湖
渡良瀬川
利根川
関東87D1
36.59370/139.36930地図
般若の滝は、群馬県みどり市の草木湖に注ぐ塔ノ沢川の上流部、支流の長手川に懸かる落差7mの直瀑である。みどり市の国道122号の沢入(そうり)付近から「関東ふれあいの道 寝釈迦のみち」と記された案内板を目印に北に伸びる林道小中・西山線に入り、3.5km程度進んだ場所に滝への道標が立っている。滝の姿も確認できる。林道を50m程度進んだヘアピンカーブの間に駐車スペースがある。道標から入渓する。折り重なった大小の岩を越えると次は渡渉が必要となる。足元は膝近くまで濡れる覚悟は必要だ。滝は岩盤に切れ込んだ細い隙間から水を勢いよく落とす。途中の岩盤に当たった水が跳ね上がるヒョングリは爽快感十分だ。
塔ノ沢不動滝
とうのさわ
とうのさわふどうたき
群馬県みどり市東町沢入
段瀑13m
塔ノ沢川
渡良瀬川
利根川
関東87D1
36.58601/139.37168地図
不動滝は、群馬県みどり市を流れる塔ノ沢川に懸かる落差13m、二段の段瀑である。みどり市の国道122号の沢入(そうり)付近から「関東ふれあいの道 寝釈迦のみち」と記された案内板を目印に北に伸びる林道小中・西山線に入り、2.5km程度進んだ場所に滝への道標が立っている。林道からもわずかにその姿を確認することができる。林道から滝に遊歩道が伸びている。遊歩道を200m程度歩くと、この滝中段の右岸の岩場に出る。水量豊富で轟音響かせ勢いよく落ちる様子は腰が引けるほど。少し遊歩道を引き返して斜面を降りると二段で落ちる滝の姿を正面から見ることができる。