岩倉滝2.50
岩倉滝は、三重県伊賀市東部の笠取山(842m)北側を流れる高尾川に懸かる落差5mの斜瀑で滝下には滝壺も湛えている。新大仏寺付近の国道163号から高尾川沿いに農道を1km程度で鉄柵門。開けてさらに林道を1.3km程度進んだ場所の三叉路に駐車スペースがありその場所に駐車。滝は50m程度下流の位置にある。川の右岸の斜面を下って沢に降り渡渉して対岸に渡ると滝壺越しに正面に滝を見ることができる。訪問したこの日は滝壺に倒木が突き刺さっていた。
瀧不動滝2.33
瀧不動滝は、三重県伊賀市南東部の瀧地区にある熊野三所神社奥ノ院を流れる奥院川に懸かる落差5mの滝である。国道163号から県道2号に入り南下7km地点の新上切橋の上流。左手に獣害防止フェンスの裏に鳥居がある。神社を横目に川沿いに延びる林道を250m程度歩いた場所でガードレール越しに谷を見下ろす。滝の脇の岩盤に不動明王が彫られている。なお鳥居を潜って神社の参道を経由してもその先の斜面(階段)を上れば林道に復帰できる。また、地図には奥院川とあるが神社下に架かる橋には「上切川」とあり、その違いが何なのかは確認できなかった。
双つ渕(2)/雌滝2.07
双つ渕は、三重県伊賀市南部を流れる木津川支流の奥山川にある2つの滝を見ることのできる渕である。上流に懸かる滝を雄滝、そのすぐ下に懸かるのが雌滝である。雌滝は、落差3m程度で大きく二段となっている渓流瀑である。勝地地区の県道2号に「奥山愛宕神社」の案内板に従って林道を1.8km程度進んだ場所となる。林道から斜面の踏み跡を辿って沢に下りて上流の滝を望む。雌滝の先には雄滝が見えている。
双つ渕(1)/雄滝2.77
双つ渕は、三重県伊賀市南部を流れる木津川支流の奥山川にある2つの滝を見ることのできる渕である。上流に懸かる滝を雄滝、そのすぐ下に懸かるのが雌滝である。雄滝は、落差3m程度の斜瀑で下に大きな渕を従えている。勝地地区の県道2号に「奥山愛宕神社」の案内板に従って林道を1.8km程度進んだ場所となる。雄滝の姿は林道から俯瞰するしかないようで、渕に下りることは簡単にはできない。一方、雄滝の滝口部分には林道から簡単に下りることが可能であり、上から滝越しに渕を見るのもいい感じだ。
羽根不動滝2.60
羽根不動滝は、三重県伊賀市南部の青山羽根地区にある安楽寺奥之院「羽根不動院」境内奥に懸かる落差4mの分岐瀑である。滝までのアプローチには、「安楽寺奥之院 不動明王」あるいは養鶏会社「(株)ミナミ」の案内板に従って細い道を進むと石塔の立つ境内に到着する。石塔の奥50m程度歩いた場所にこの滝がある。滝は滝壺を持たない小さな分岐瀑で静かに流れ落ちている。