鵜山の滝2.33
鵜山の滝は、三重県伊賀市の島ヶ原地区にある落差4m程度の小さな段瀑である。JR関西本線「島ヶ原駅」付近にある天理教島ヶ原大教会の施設北側の道を進む。すぐに両側を雑木林に囲まれた林道となり進むこと400m付近で周囲は開ける。段々畑に下る道を選択して緩やかな坂を下っていくとすれ違い不可能な普通車の車幅ギリギリの地道となる。行き止まりには数台駐車可能なスペースがあった。ここまで特に滝を示す案内板は存在しない。林の中の踏み跡程度の道が沢沿いに滝まで続く。道には所々丸太橋が架けられていた。350m程度歩くと滝に到着する。岩の隙間から流れ出た水が岩の上を伝って落ちている。水量は少ない。この沢の水は上流にある三本松の池から流れ出た水で、池から500m程度の場所だ。
西の滝3.20
西の滝は、三重県伊賀市島ヶ原を流れる松林坊川に懸かる落差7mの二段の滝である。国道163号から県道305号に入り150m程度南下した場所で左折し林道を道なりにくねくねと進み2kmの地点。林道横の谷の下から爽やかな水の落ちる音が聞こえてくる。その場所には滝名を記した小さな白いプレートが立てられている。その前のスペースがギリギリ1台駐車可能だ(少し危険あり)。谷底まで標高差15m程度の斜面に道が通じている。滝は軽くヒョングリする個性的な滝だ。滝壺を過ぎると次の2m程度の小さな滝に続く。滝の周辺は比較的整備されており、気持ちの良い空間となっている。