沈堕滝は、大分県豊後大野市中央部を流れる大野川に懸かる落差17mの幅広の直瀑である。滝の下流に残る沈堕発電所の廃墟にはツタが絡まり、その様子は「天空の城ラピュタ」の風景を思い出させる。さらに200m程度遊歩道を進むと行き止まりでそこが観瀑台。滝の轟音が周囲に轟き、その迫力は十分。ただ滝の上に人工的な堰が築かれているのが興ざめする。

豊後大野市内の国道502号線から県道26号線に入って1.5km程度の場所。道路脇に大きな案内板あり。さらに進むと沈堕発電所の廃墟の間を抜けると観瀑台。

『日本滝名鑑4000滝』 (No.3804)

『九州の滝　100の絶景』

仙洞の滝→川底の滝→九酔峡(銅山の滝→霧降の滝→地獄滝→天狗の滝→七折の滝→猿飛の滝→羽衣の滝→つららの滝)→震動の滝(女滝→男滝)→男池滝→阿蘇野の滝→夜見渡橋の滝→夜見渡の滝→原尻の滝→雌沈堕滝→沈堕滝