はじめての救急搬送
【2019年04月27日(土)】
■19:30

ゴールデンウィークの初日、愛知県豊根村と東栄町の合わせて16箇所の滝巡り終了し、翌日の滝巡りに備えて同村・同町付近で車中泊可能な場所をさまよい探す。そして、ファミリーマート北設楽東栄店に到着。


■19:30~22:00

ファミマで弁当を購入の上、ファミマの駐車場にて車内で夕食。その後、車内にて仮眠を試みるも外の気温は6℃を下回り、車のエンジンを止め暖房を切ると寒さのため仮眠もできない。さらにこの付近では数少ないこのコンビニに出入り車は多く落ち着かない。結局、今一度、ファミマに入店し食料品や飲料を買い込み、落ち着いて仮眠の取れそうでトイレの心配もない15km程度北にある道の駅を目指すことにする。


■22:00

ファミマから国道151号船を北上し、道の駅「豊根グリーンポート宮嶋」へと向かう。しかし、出発して10分程度走行後した頃に左腹に違和感を感じる。初めは便意と思って道の駅に急いだが、次第に違和感は刺すような痛みに変化していった。


■22:30

30分程で道の駅「豊根グリーンポート宮嶋」に到着、トイレに駆け込む。用を済ませるも左腹の痛みは治まらず、トイレと車との往復を繰り返す。外気温5~6℃と冷えた空気の中にあっても汗が吹き出す状況で、車内のエアコンを冷房にして体を冷やすことに。激痛が続く中、車内で嘔吐を繰り返した。


■23:15

道の駅と国道を挟んで反対側にある派出所に立ち寄る。警官もこんな時間の訪問客に不信を抱いている様子だった。この付近に救急病院などないこと、最も近い病院でも50km程度離れた場所にある新城市民病院であることを確認。警官には119を勧められるが、TELという選択ぜず、50km先の新城市民病院を目指すことを決意した。


■23:45

痛みに耐えながら国道151号線を引き返す。痛みは中々和らぐことはない。休憩を挟みながらの運転で、先程のファミリーマート北設楽東栄店まで戻ってきたが、痛みがさらに酷くなりここで運転断念した。


■23:53

自ら119にTEL。痛みに耐えながらファミマに入店し、レジにいた店員に事情を説明し駐車許可を得る。


■23:58

5分後、救急隊より折り返しの電話が入る。最寄りである東栄町の救急車は出動中のため、隣の豊根村の救急車を要請しているとのこと。当初は6分程度で救急車到着の見込みが、20分程度かかるとの内容だった。この間の痛みは今回最高の痛みだった。



【2019-04-28(日)】
■00:02

救急車を利用した場合、家族に連絡が入ると聞いていたため、予め自ら一報入れておこうと兄の携帯をコールにするも深夜のためつながらず。


■00:25

救急車到着。しかし、到着の数分前から痛みは和らいでいた。貴重品を持って自らの足で救急車に乗り込み、ベットに横たわった。体温、血圧、心拍数など各種診断が始まった。この日の痛みのMAXを10とすると1~2程度に緩和していた。体温は35.1℃と低めではあった。


■00:45

救急車が動き出したのは、乗り込んでから20分後。ファミマから38km先の新城市民病院へと移動を始めた。病院到着までの50分間、左腹の違和感はあるものの痛みの再発はなかった。


■01:35

新城市民病院に到着し救急処置室に搬入される。そして担当医による問診が始まる。その後、エコーでの診察を行うも石の存在を確認することはできなかったが、状況から尿管結石の可能性が高いと聞かされる。レントゲンやCT、MRIなどの診療は担当医師がいないため不可と告げられる。このとき痛みほとんどなく、診察は終了となった。座薬のみが処方された。
 深夜2時過ぎ、診察完了も行くあてもないため、許可をもらい、救急治療室前の待合室で飯田線の始発(6:35)を待つ。


■02:00

待合室には先客1名の女性。身内に大きな事故があった様子で、警察官からの状況説明などが聞こえる。さらに新たな急患など慌ただしく、仮眠を取ろうに落ち着いて眠ることもできない。1時間半程度過ぎたあたりで、再び左腹が痛み出す。


■04:00~06:00

横になれば痛みが引くと考え、救急処置室前の待合室を離れ、一般受付前の待合室の長椅子で横になり仮眠させてもらう許可を頂く。幸運にも痛み和らぐが、仮眠は出来ず。


■06:25

新城市民病院を出て、新城駅6:35の飯田線に乗り東栄駅。その後、タクシーに乗り、車を一晩置かせてもらったファミマに戻ってきた。