丸神の滝は、埼玉県小鹿野町北西部に聳える日本百名山・両神山(1723m)に源を発する小森川の枝沢に懸かる落差76mの三段の段瀑である。日本の滝100選にも選ばれている。滝の前にはちょっとした広場。滝壺はなく大きく切り込んだ岩の隙間に水が流れ落ちていく様子が見える。最下段の３段目を間近に体感することが出来る反面、76mの全貌を見ることはできない。滝見台から左岸の山に延びる登山道を上って進むと展望台があり、その場所からだと上段の滝(12m)、中段の滝(14m)を見ることができるが、展望台に至るには結構な高低差を上っていくため、それなりの準備が必要だ。

両神山の麓、小森川沿いに県道367号を遡ること約30分、廃校となった｢滝前分校｣の脇に滝への登山道があり滝まで20-30分程度。

『日本滝名鑑4000滝』 (No.949)

『日本の滝①　東日本661滝』 (P.286)

『日本の名景　滝』

『日本の滝1000　幽遠の滝』

『日本の滝200選』

『日本の滝110選』

『日本の滝　躍動する水の美と名瀑への招待』

『ニッポンの滝』

『日本 滝めぐり 名瀑から隠れ滝まで386』

妹ヶ谷不動の滝→八木沢(不動の滝→無名瀑)→夫婦滝→日野沢三滝(秩父華厳の滝→不動滝→上空滝)→小森川渓谷(丸神の滝)