日本の滝100選・神庭の滝は、岡山県真庭市を流れる旭川支流の神庭川に懸かる落差110mの段瀑である。中国地方屈指の名瀑であり大瀑であり、「神庭の滝自然公園」として整備されており、一年通して多くの観光客が訪れる。駐車場から遊歩道を数分歩くと右手に玉簾の滝。さらに進むと管理棟がありそこで入園料300円を支払う。さらに進むとゆうほどに佇む大勢のニホンザルに驚かされる。滝見橋払い遊歩道を先に進む。左手にオオサンショウウオが生息するという人工池の辺りから木々を手前に神庭の滝を眺めることができる。紅葉シーズンの11月上旬がベスト。遊歩道を更に進むと滝見橋。更に進むと滝を間近に見ることができる。水量の多いときは水飛沫がかかるので注意。
神庭の滝自然公園(2)/玉垂の滝2.65
玉垂の滝は、岡山県真庭市の日本の滝100選「神庭の滝」の下流300m程度の神庭川左岸の岩盤から染み出す落差2mの伏流瀑である。一帯は「神庭の滝自然公園」として整備されており、一年通して多くの観光客が訪れる場所だ。駐車場から遊歩道を数分歩くと右手に見ることができる。秋の季節など水量が乏しい時期もあるが、その名の通り、簾を垂らすように流れ落ちる姿は非常に繊細で華美。
神庭の滝自然公園(3)/滔々の滝2.82
滔々の滝は、岡山県真庭市を流れる神庭川に懸かる落差7mの段瀑である。日本の滝100選「神庭の滝」の下流一帯は「神庭の滝自然公園」として整備されており、その入り口にある駐車場の南端にひっそりと案内板が立っているため、観光客の目に止まらないものと思われる。実際、自分自身も公園内に立てられた大きなイラストマップをよく見て、この滝の存在を知ったほど。訪れた日は前日からの大雨の影響で、滝は豪快に流れ落ちていたが、些か平凡な姿に見えた。水量次第では、また違った趣を見せるかも知れない。道路からガードレール越しに観望するしかなく、道路脇に生い茂る木々の葉に遮られ気味となった。