祖室渓谷/琵琶滝2.37
琵琶滝は、長野市信州新町西部の祖室渓谷を流れる当信川の枝沢に懸かる落差40mの分岐瀑である。琵琶滝沢に架かる県道393号線の橋の上から眺めるのが一般的のようだ。正面の断崖には磨崖仏(琵琶滝如来像)が彫られている。その左側に緑に覆われた断崖の上を僅かに水を落としている。これが琵琶滝のようだ。注意してみなければ見落としてしまいそうだ。この左岸から橋の下を潜って遊歩道が続いており、この道は左右不動滝に通じている。
祖室渓谷/左右不動滝2.98
左右不動滝は、長野市信州新町西部の祖室渓谷を流れる当信川右岸の枝沢に懸かる落差34mの段瀑である。琵琶滝沢に架かる県道393号線の橋の下を潜り当信川へと遊歩道(階段)を下りると吊橋がある。対岸に渡り当信川沿いに遊歩道を5分程度進むと現れるこの滝は、左右不動滝の下段の滝で、黄色っぽい岩盤の上を幾筋にもなって流れ落ちている。この滝の上流には落差15mもの上段の滝がある。しかしこの滝に続く遊歩道は現在通行止めとなっており訪れることはできない。