八ツ淵の滝
 (滋賀県高島市)
八ッ淵の滝は、滋賀県高島市南部に聳える比良山系最高峰の武奈ヶ岳(1214m)に源を発する鴨川の上流部・八池谷に懸かる大小8つ以上ある滝群の総称であり、日本の滝100選にも数えられている。
七遍返し淵
やつぶちのたき
しちへんかえしふち
滋賀県高島市鹿ヶ瀬
段瀑15m
八池谷
鴨川
琵琶湖
瀬田川
宇治川
淀川
関西23D6中部58F6
七遍返し淵は落差15mの段瀑である。下流の貴船ヶ淵を越えた後、登山道を20分程度進むと到着する。実際には大津市に属する。名前に由来のとおり滝の流れが7回ほど右に左にと方向を変える。そのそれぞれに独特な表情を持ち、興味深い。この八ッ淵の滝の最終地点である。この先は大きな滝はなく、武奈ヶ岳に続く。
君忘れじの滝
やつぶちのたき
きみわすれじのたき
滋賀県高島市鹿ヶ瀬
直瀑10m
八池谷
鴨川
琵琶湖
瀬田川
宇治川
淀川
関西23D6中部58F6
「八ッ淵」の「八」の中に不思議とカウントされていない滝。チョックストーンにより岩の前後二筋に落ちているのが特徴。兵庫登山会が命名したらしいが、現在ではそのネームプレートは撤去されたとのこと。
貴船ヶ淵
やつぶちのたき
きふねがふち
滋賀県高島市鹿ヶ瀬
直瀑30m
八池谷
鴨川
琵琶湖
瀬田川
宇治川
淀川
関西23D6中部58F6
35.26841/135.91831地図
貴船ヶ淵は落差30mの直瀑である。下流の屏風ヶ淵を越えるとすぐ目の前。両側を大きな岩盤に挟まれ貴船ヶ淵が流れ落ちる。滝の前にはロープが渡され、ロープに捕まり岩を渡り対岸に渡る。その先は10mを越える絶壁。ロープと鎖を使ってよじ登った先でこの滝を見下ろすのも良。
屏風ヶ淵
やつぶちのたき
びょうぶがふち
滋賀県高島市鹿ヶ瀬
段瀑15m
八池谷
鴨川
琵琶湖
瀬田川
宇治川
淀川
関西23D6中部58F6
35.26874/135.91902地図
屏風ヶ淵は落差15mの段瀑である。下流の大擂鉢と上流の貴船ヶ淵の間に位置する。
小擂鉢
やつぶちのたき
こすりばち
滋賀県高島市鹿ヶ瀬
段瀑3m
八池谷
鴨川
琵琶湖
瀬田川
宇治川
淀川
関西23D6中部58F6
小擂鉢は落差3mの段瀑である。大擂鉢の上流に位置する。
大擂鉢
やつぶちのたき
おおすりばち
滋賀県高島市鹿ヶ瀬
段瀑5m
八池谷
鴨川
琵琶湖
瀬田川
宇治川
淀川
関西23D6中部58F6
35.26976/135.91901地図
大擂鉢は落差5mの段瀑の下に約60坪もある滝壺を従えているのが非常に特徴的である。
唐戸の淵
やつぶちのたき
からとのふち
滋賀県高島市鹿ヶ瀬
段瀑10m
八池谷
鴨川
琵琶湖
瀬田川
宇治川
淀川
関西23D6中部58F6
35.27041/135.91924地図
唐戸の淵は落差10mの段瀑である。
障子ヶ淵
やつぶちのたき
しょうじがふち
滋賀県高島市鹿ヶ瀬
直瀑10m
八池谷
鴨川
琵琶湖
瀬田川
宇治川
淀川
関西23D6中部58F6
障子ヶ淵は落差10mの直瀑である。
魚止の淵
やつぶちのたき
うおどめのふち
滋賀県高島市鹿ヶ瀬
直瀑2m
八池谷
鴨川
琵琶湖
瀬田川
宇治川
淀川
関西23D6中部58F6
魚止の淵は落差2mの直瀑である。
無名瀑
やつぶちのたき
むめいばく
滋賀県高島市鹿ヶ瀬
段瀑2m
八池谷
鴨川
琵琶湖
瀬田川
宇治川
淀川
関西23D6中部58F6
35.27226/135.91934地図
最下流域の魚止の淵の下流にある落差3mのこの滝には名前はないようだ。この滝付近を横切らないと上流の「魚止の淵」へは進めない。