棚下不動滝の雄滝は、群馬県渋川市東部に聳える日本百名山・赤城山(1828m)北西麓を流れる利根川によりできた河岸段丘に懸かる落差37mの直瀑である。日本の滝100選にも選ばれている。大きく迫り出した岩盤の上から勢いよく吹き出した豪快な滝である。滝の裏手は広い空洞となっており不動奥院が祀られており、その場所から裏見することもできるが、その岩盤の迫力に圧倒され恐怖心さえ感じる。滝と洞窟を中心に周回が可能な参道があり、色々な角度からこの滝を眺めることができる。200m程度北の沢には雌滝が懸かっている。また、駐車場入口付近に不動明王が彫られた巨岩がある。これは2011年3月11日の東日本大震災の地震で断崖から落ちてきた推定200トンの岩石だそうだ。
棚下不動滝/雌滝2.65
棚下不動滝の雌滝は、群馬県渋川市東部に聳える日本百名山・赤城山(1828m)北西麓の利根川による河岸段丘に懸かる落差40mの直瀑である。南方200m程度の沢に懸かる雄滝に通じる参道入口の鳥居から遠望する。近寄れるかどうかは不明。