牛尾観音(1)/音羽の滝2.98
滋賀県と京都府との県境に聳える音羽山(593m)の支峰である牛尾山に垂仁天皇の時代に創建されたという法厳寺を牛尾観音と呼ぶ。音羽の滝は、ここを源流として流れる山科音羽川本流に懸かるこの渓谷を代表する落差6mの滝である。車道から見下ろせば滝が見える。しかし祠の横から護岸のために整備された斜面を下って行けば滝壺に着く。滝壺はそれほど深くはない。滝壺から流れる水は狭まった渓谷をさらに数段の小滝となって流れ出ていく。
牛尾観音(2)/夫婦の滝2.82
滋賀県と京都府との県境に聳える音羽山(593m)の支峰である牛尾山に垂仁天皇の時代に創建されたという法厳寺を牛尾観音と呼ぶ。ここを源流として流れる山科音羽川には音羽の滝を筆頭に幾つかの小滝が懸かっている。夫婦の滝は、通常は2条の滝となって流れるため、その名がある。しかし、この日は前日の大雨のために水量が多く3条となっていた。「夫婦」と呼ぶのが正しいのかどうか疑問。落差は小さいもののこの渓谷の中では最もお気に入りの風景だ。
牛尾観音(3)/無名瀑2.82
滋賀県と京都府との県境に聳える音羽山(593m)の支峰である牛尾山に垂仁天皇の時代に創建されたという法厳寺を牛尾観音と呼ぶ。この滝はここを源流として流れる山科音羽川本流に懸かる落差1m程度の無名の滝である。橋の上からすぐの上流にある。この前日は大雨だったことで水量がいつもより多いものと思われる。この一帯には駐車スペースが殆どないため、対向車、後続車に特に注意が必要だ。
牛尾観音(4)/聴呪の滝2.53
滋賀県と京都府との県境に聳える音羽山(593m)の支峰である牛尾山に垂仁天皇の時代に創建されたという法厳寺を牛尾観音と呼ぶ。聴呪の滝は、ここを源流として流れる山科音羽川に懸かる落差4mの分岐瀑である。別名「銚子の滝」とも呼ばれる。「聴呪」とは何とも不気味な名前だが、何やら意味があったと記憶しているが定かではない。付近の車道は他に比べて広くなっているので端に寄せて駐車すればあまり迷惑は掛からない(と思う)。ガードレールを越えて急斜面を慎重に下りれば滝の前に立つことが出来る。