乙原の滝(1)/雄滝3.70
乙原の滝は、大分県別府市市街地の南西、鶴見岳(1375m)の東麓に源を発する乙原川の最上流に懸かる落差60mの直瀑である。滝口に川はなく、岩盤の隙間から湧き出す水が直瀑となって豪快に落ちる珍しい滝である。周囲は木々が生い茂り、滝の直前まで全貌を見ることが出来ない。滝壺から見上げると落差60mの滝は迫力十分だ。カメラに水飛沫が襲いかかる。滝上部は開けているため明るい。木陰となっている下部とのコントラストが強く撮影を難しくする。滝に近づくとその右側の岩陰に雌滝が隠れていることに気が付く。
乙原の滝(2)/雌滝3.15
乙原の滝は、大分県別府市市街地の南西、鶴見岳(1375m)の東麓に源を発する乙原川の上流に懸かる2つの滝の総称である。雌滝は、雄滝の右隣に懸かる落差30mの直瀑である。雄滝を正面から見たときその雄大さに圧倒されて雌滝の存在を忘れる。近づいて岩陰をのぞき込まなければ雌滝は見えない。雄滝の影にひっそりと落ちる雌滝もその落差は30mもの大きさを誇り、十分に美しい。
乙原の滝(3)/子滝3.15