大矢田神社
 (岐阜県美濃市)
大矢田神社は、岐阜県美濃市西部の天王山(538m)南麓にある国の重要文化財に指定されている神社である。孝霊天皇(第7代)の時代に創建されたと伝えられている。境内のある楓谷には国の天然記念物に指定されている「楓谷のヤマモミジ樹林」があり、その見頃は11月初旬であるという。
楓の滝
おおやだじんじゃ
かえでのたき
岐阜県美濃市大矢田
斜瀑10m
楓谷
長良川
中部71G4
35.55584/136.86874地図
楓の滝は、岐阜県美濃市の大矢田神社の本殿の奥に懸かる落差10m程度の斜瀑である。本殿脇に天王山への登山道があり、その登山道を1分程度進んだ場所にある枝沢の滝のすぐ先の楓谷本流に懸かる滝だ。登山道脇に「楓の滝」と標識が立っている(標識がないと滝と気付かない?)。今回の訪問では、降水量が少ない時期であったため水は僅かに確認できる程度だった。大雨の後に訪れれば色々流れに変化のある滝が見られそうな雰囲気はある。
無名瀑
おおやだじんじゃ
むめいばく
岐阜県美濃市大矢田
分岐瀑6m
楓谷
長良川
中部71G4
35.55696/136.86911地図
岐阜県美濃市の大矢田神社の本殿の奥の枝沢に懸かる落差6mの分岐瀑である。本殿脇に天王山への登山道があり、その登山道を1分程度進んだ場所で横切る沢のすぐ上流に見ることが出来る。通常は水量は少ないようで、今回の訪問では水がごく僅かに確認できる程度でしかなかった。大雨の後であれば滝らしい姿を見ることが出来るようだ。
直毘の滝
おおやだじんじゃ
なおびのたき
岐阜県美濃市大矢田
人工瀑6m
楓谷
長良川
中部71G4
35.55551/136.86824地図
直毘の滝は、大矢田神社の本殿に通じる石段の中程に見ることができる落差6m程度の人工の滝である。積み上げられて石の上に掛けられた樋から一本の細い水を落としている。神道の「直毘の神」の穢れを払い、禍を直す力をお祈りする滝であるという。