塔ノ沢(1)/般若の滝3.08
般若の滝は、群馬県みどり市の草木湖に注ぐ塔ノ沢川の上流部、支流の長手川に懸かる落差7mの直瀑である。みどり市の国道122号の沢入(そうり)付近から「関東ふれあいの道 寝釈迦のみち」と記された案内板を目印に北に伸びる林道小中・西山線に入り、3.5km程度進んだ場所に滝への道標が立っている。滝の姿も確認できる。林道を50m程度進んだヘアピンカーブの間に駐車スペースがある。道標から入渓する。折り重なった大小の岩を越えると次は渡渉が必要となる。足元は膝近くまで濡れる覚悟は必要だ。滝は岩盤に切れ込んだ細い隙間から水を勢いよく落とす。途中の岩盤に当たった水が跳ね上がるヒョングリは爽快感十分だ。
塔ノ沢(2)/塔ノ沢不動滝3.15
不動滝は、群馬県みどり市を流れる塔ノ沢川に懸かる落差13m、二段の段瀑である。みどり市の国道122号の沢入(そうり)付近から「関東ふれあいの道 寝釈迦のみち」と記された案内板を目印に北に伸びる林道小中・西山線に入り、2.5km程度進んだ場所に滝への道標が立っている。林道からもわずかにその姿を確認することができる。林道から滝に遊歩道が伸びている。遊歩道を200m程度歩くと、この滝中段の右岸の岩場に出る。水量豊富で轟音響かせ勢いよく落ちる様子は腰が引けるほど。少し遊歩道を引き返して斜面を降りると二段で落ちる滝の姿を正面から見ることができる。