神鍋高原/八反の滝2.98
八反の滝は、兵庫県豊岡市日高町を流れる稲葉川に懸かる落差24mで広い滝壺を持つ直瀑である。国道482号線を進んで道の駅「神鍋高原」から1km程度南東の場所に小さな案内板が立つ。それに従って別荘地の間を抜けると八反滝展望台の駐車場がある。展望台から150m程度先の滝を見下ろすことができる。展望台から遊歩道が滝壺まで続き、5分程度歩くと到着する。エメラルドグリーンの見事な滝壺に滔々と水を落としている。
神鍋高原/水山の滝2.82
水山の滝は、兵庫県豊岡市中央部を流れる稲葉川支流の大田川に懸かる落差10mの分岐瀑である。
神鍋高原/俵の滝2.98
俵の滝は、兵庫県豊岡市日高町を流れる稲葉川本流に懸かる落差8mの斜瀑である。この付近では神鍋火山帯の溶岩により複雑な岩盤の上を流れる滝が少なくない。
神鍋高原/二段滝3.08
二段滝は、兵庫県豊岡市日高町を流れる稲葉川本流に懸かる落差5mの滝である。神鍋溶岩流が作った二段になった川床を流れ落ちるが、かつてはこの二段を川幅一杯に流れ落ちていたが、2018年9月の豪雨の影響で下段の天井に穴が空いて突き抜けてしまったことで大きく滝の形状が変わった。滝の上流からアプローチすると上段から勢いよく落ちた水がドリルのように渦を巻いて岩盤を突き抜けている様子を伺うことができる。
神鍋高原/小滝2.37
小滝は、兵庫県豊岡市日高町を流れる稲葉川に懸かる落差1m程度の渓流瀑である。二段滝の上流200m程度の場所で稲葉川沿いの遊歩道を数分歩くと見ることができる。畳滝の上流に懸かる山宮の小滝に対して、栃本の小滝と区別される。
神鍋高原/ねえ滝2.37
ねえ滝は、兵庫県豊岡市日高町を流れる稲葉川本流に懸かる落差5m程度の小さな滝である。駐車場から上流に向かって散策道を歩いて5分程度。川に横たわる大きな岩陰に位置して全貌が見えづらいのが難点。
神鍋高原/泥淵の滝2.70
泥淵の滝は、兵庫県豊岡市日高町を流れる稲葉川本流に懸かる落差10m程度の斜瀑である。稲葉川沿いの散策道を歩いて泥淵の先に位置する。散策道側からは少々見づらいため、浅目の場所を選んで対岸に渡る。その先少々足場は悪く倒木なども多い。それを越えると滝壺の縁に出る。落差10mとあったが実際にはその半分程度の部分しか見えていない。
神鍋高原/テリガシ滝3.08
テリガシ滝は、兵庫県豊岡市日高町を流れる稲葉川の川幅一杯に広がった溶岩流の間を幾筋にもなって落ちる落差3m程度の直瀑である。国道482号線沿いにある清滝郵便局の裏手あたりにあり、民家の間を通って進むと見ることができる。「テリガシ」の語源は不明。
神鍋高原/無名瀑2.82
兵庫県豊岡市日高町道場地区を流れる稲葉川本流が大きく落ち込む場所に懸かる落差3m程度の無名瀑である。周囲は溶岩と思われる奇岩が敷き詰められた場所で、水量が多い日には大迫力の瀑布が見られるかも知れない。
神鍋高原/無名瀑2.20
兵庫県豊岡市日高町を流れる稲葉川の右岸にひっそりと流れ落ちる落差5m程度の分岐瀑である。稲葉川沿いの散策道でねえ滝と泥淵の滝の間に位置する。
神鍋高原/棚田小滝2.53
棚田小滝は、兵庫県豊岡市日高町を流れる稲葉川本流に懸かる落差3mの段瀑であり、その名の通り棚田のように流れ落ちている滝だ。稲葉川沿いの散策道を歩いて泥淵の滝から数分の場所に位置する。