永谷川(1)/永谷の滝2.70
永谷の滝は、奈良県五條市南部を流れる宗川の支流である永谷川に懸かる落差7mの斜瀑である。国道168号「西野トンネル」の南側出口付近から永谷川沿いの林道を下っていき200m程度。林道と沢の間は急斜面となっており、この場所を下るのはかなり危険と思われる。一般的には林道から林を通してその姿を横から確認するしかなさそうだ。この滝の下流には落差10m級の無名の滝と落差35mの大滝が懸かる。
永谷川(2)/無名瀑2.98
奈良県五條市南部を流れる宗川の支流である永谷川に懸かる落差15m程度の名称不明の斜瀑であり、国土地理院の地形図にも滝マークが記されている。国道168号「西野トンネル」の南側出口付近から永谷川沿いの林道を下っていき850m程度のヘアピンカーブから林の中、踏み跡程度の斜面を100m程度上流に向かって進む。道中、家電ごみやプラスチックごみなどが散乱しているのは残念な状況だ。最後急斜面下って沢に立つとその正面に思いの外立派な滝が姿を現す。はっきりとした名称が存在しないのが不思議なぐらいだ。この滝の上流には落差7mの永谷の滝、下流には落差35mの大滝が懸かる。
永谷川(3)/大滝3.70
大滝は、奈良県五條市南部を流れる宗川の支流である永谷川に懸かる落差35mの段瀑である。国道168号「西野トンネル」の南側出口付近から永谷川沿いの林道を下っていき1.7km程度。林道のすぐ脇に巨大な岩盤の上を豪快に水を落とす。開けた場所にある明るい滝だ。滝の右岸側に滝下への下り口が設置されている。暑い日などは下りて涼をとるには最高の場所だ。ただし、滝下の岩盤は滑りやすいので注意が必要。滝の脇には不動明王の祀られた祠もある。この滝の上流には落差10m級の無名の滝と落差7mの永谷の滝が懸かっている。