湯舟川/雨乞いの滝2.20
雨乞いの滝は、兵庫県香美町南部を流れる矢田川支流の谷入川に懸かる落差8mの分岐瀑である。県道135号線脇に見ることが出来る。傍らに不動明王が祀られ、地元では「お滝さん」と呼ばれて親しまれている滝だ。
湯舟川/女郎ヶ滝3.98
女郎ヶ滝は、兵庫県香美町村岡地区にある落差15m程度の直瀑である。「女郎」とは、遊女とか花魁などのこと。その名前のとおり、直瀑でありながら優雅に流れ落ちる姿は非常に艶かしく魅力的な滝だ。県道259号線のすぐ脇に懸かるお手軽の滝でありながら、これだけの滝を見ることができるのは貴重。にもかかわらず、近くの日本の滝100選・猿尾滝の存在が強すぎるのか知名度も低いようだ。この滝を示す案内板もない。
湯舟川/宿の滝2.98
宿の滝は、兵庫県香美町村岡区の宿地区に見られる落差15mの分岐瀑で、この地区を流れる湯舟川左岸に懸かっており、川沿いを通る国道9号の車窓からも見ることができる。国道9号から側道に入り湯舟川に架かる橋の手前から川の右岸を通る小道を上流に向かって50m、さらに河原に下りて50m程度進むと対岸に流れ落ちる滝の正面に立つことができる。
湯舟川/高井の滝2.70
湯舟川/耀山・庭園の滝2.37
耀山・庭園の滝は、兵庫県香美町村岡地区ににある落差5m程度の分岐瀑で、耀山道端エコクラブにより整備されている庭園の裏手に懸かっている。滝についての案内は特になく、県道を通るときも庭園があることが認識できる程度で、その奥に滝があることなど中々気付きづらい。水量は少なめであるため、大雨の後に訪れるのが良いかも知れない。
湯舟川/用野の滝3.15
用野の滝は、兵庫県香美町村岡区にある落差10mの直瀑である。国道9号「村岡トンネル」の南側出口付近から用野地区に通じる側道に入り200m程度の場所で道路脇に懸かっている。滝口は道路の高さ付近にあり、窪んだ地形の中に滝を落とす。周辺を木々の緑に囲まれ、その隙間から滝を見下ろすことになる。窪んだ地形の縁は草に覆われてはいたが、比較的緩やかな斜面となっているため、そこを伝って滝壺まで下りることができる。滝壺からの至近距離で見上げた滝は水量も多くて迫力のあるものだった。
湯舟川/兎和野高原口の滝2.82
兎和野高原口の滝は、兵庫県香美町村岡区森脇を流れる湯舟川の左岸の枝沢に懸かる落差8mの直瀑である。この名称は正式名称かどうかは分からない。森脇の小滝とも呼ばれているようだ。国道9号線「兎和野高原口」の三叉路から県道89号線に入り、300m程度の場所で道路脇だが、ちょっと奥まった場所にあるため、存在を知らなければ見過ごしてしまいそうだ。滝の上流には畑が広がっているため水源は農業用水かも知れない。ただ滝の形は均整の取れた綺麗な姿だ。
湯舟川/池ヶ平の小滝2.53
池ヶ平の小滝は、兵庫県香美町村岡区池ヶ平を通る一般道沿いに懸かる落差3mの直瀑である。集落の裏手の林の中にある日吉神社に通じる坂道の途中に見ることができる。滝の脇にはプラスチック製のパイプが取り付けられているがおそらく坂道の融雪用に水を流すためのものと予想。滝の場所を教わった地元の方が撮影ならばとそのパイプを取り外してくれた。