久須部渓谷は、兵庫県香美町西部の扇ノ山(1310m)に源を発する久須部川が創る渓谷である。この渓谷の上流部には落差30mの荒滝、渓谷の入り口にある食事処「滝見亭」の先に要の滝と三段の滝などを見ることができる。

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要の滝は、兵庫県香美町南西部を流れる久須部川の二つの沢が合流する場所で、久須部川本流である右沢に懸かる落差10mの分岐瀑であり、大きく２つに分かれて流れ落ちて分流瀑でもある。滝のすぐ近くまで近づくことができるが水量が豊富なときはその水しぶきが襲いかかってくる。広場から階段を上がって滝の上流にでるとその先にも見事な渓流が続く。東屋の立つ広場を挟んだ隣の左沢には三段滝が懸かる。

兵庫県香美町西部を通る国道482号線で小代地区から久須部川沿いの山道を西に進み終点まで。駐車場からお食事処「滝見亭」の脇を通ってすぐの場所。

『日本滝名鑑4000滝』 (No.2559)

『日本の滝②　西日本767滝』 (P.228-2)

『日本の滝1000　和みの滝』

『探訪ひょうごの滝　PART II』

河原田不動滝(一の滝)→原不動滝→若杉不動の滝→天滝渓谷(連理の滝→岩間の滝→久遠の滝→糸滝→夫婦滝→鼓ヶ滝→天滝)→ハチ高原(布滝→のぞき滝→しぶき滝)→作山川(猿尾滝→作山川の滝)→湯舟川(雨乞いの滝)→久須部渓谷(三段滝→要の滝→鈴音の滝)→善滝神社(吉滝→金水→銀水)→神鍋高原(八反の滝)