宮の瀧不動尊は、兵庫県朝来市南部を流れる市川の枝沢である宮の谷に懸かる滝群の総称であり、参道を進むと下流から一の滝、二の滝、三の滝、観音滝、もみじ滝、夫婦滝、宮の瀧不動の滝の順で見ることができる。その他にも名のない滝が幾つも見られる。

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もみじ滝は、兵庫県朝来市にある宮の谷に懸かる落差5mの段瀑である。岩により狭められた隙間を水が勢いよく流れ出しているが、この滝群の中では滝の形状としては最も個性が薄い印象だ。ただ、上方を見上げれば、滝の名前が表すように、カエデの葉が青々と生い茂っていた。紅葉の時期は楽しめそうだ。なお、『日本滝名鑑4000』では、「白扇滝」と紹介されている。

兵庫県朝来市生野町の国道312号線沿いにある「越年神社」の脇をすり抜けて400m程度進んだ場所に駐車場がある。駐車場から不動尊まで参道が通じている。

『日本滝名鑑4000滝』 (No.2502)

龍涎の滝→千葉の滝→白瀧不動の滝→おかま滝→小和田不動尊の滝→井内御山滝→不動の滝→宮の瀧不動尊(無名瀑→無名瀑→一の滝→二の滝→三の滝→観音滝→もみじ滝→夫婦滝→無名瀑→不動の滝→無名瀑)