瀧ヤ谷渓谷は福井県美浜町西部に聳える雲谷山(786m)に源を発し、若狭湾に注ぐ耳川の枝沢である。

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屏風ヶ滝は、瀧ヤ谷に懸かる滝の中で最上流に懸かる落差20mの直瀑である。滝の落下する断崖を含めた三方が切り立った岩壁となっており、その姿が屏風を立てたように見えることからその名がある。不動滝とも呼ばれ、滝の懸かる岩壁には不動明王の彫刻が彫られている。

福井県美浜町西部を南北に通る県道213号線を南下し、関西電力の嶺南変電所を目指す。変電所脇から案内板に従い段々畑脇の農道を進み行き止まりに駐車場がある。獣害用のフェンスを開けて登山道を進み、幾つかの滝を経由して30分程度で滝に到着する。

『日本滝名鑑4000滝』 (No.1655)

『日本の滝②　西日本767滝』 (P.53-3)

黒河渓谷(無名瀑→鬼ヶ滝→無名瀑)→瀧ヤ谷渓谷(魚止めの滝→乙女の滝→静穏の滝→しだれの滝→白滝→屏風ヶ滝)→三方石観音(雌滝→雄滝)